OMATSURIKOZO HOMEPAGE RANDOM ACCSESS 2000-08
OMATSURIKOZO's talk salon


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2000年8月号
連載160

周辺機器が熱い
つい買い込んでしまいました

プレクスターのCD-R/RWはお奨め
液晶ディスプレイも買っちゃった


 いや、暑い毎日が続いていますが、夏休みは目の前です、あと少し仕事を頑張っていきましょう。みなさんの夏休みの計画はどうなっていますか。2000年問題で冬の旅行に出かけなかった海外旅行に出かける人の数が多いそうですが、PCユーザーズのメンバーはどうなのでしょうね。私は父の初盆のため、今年は家で供養の夏となります。落ち着いた秋頃、どこかに出かけたいなと女房と話しているところです。

12倍速書込み,10倍速書換えCD−R/RW 速いドライブはメディアを選ぶ


 さて、このところなかなか興味深い新製品が発売されていますが、どれもこれもは購入できません。私が興味を持ったものに、プレクスターのPX-W1210TA/BSがあります。これは、12倍速書込み、10倍速書換えを実現したBURN-Proof(Buffer Under RuN Proof)機能搭載の高性能ATAPIインタフェースCD-R/RWドライブで、現在最速のものです。初期の頃から何台も買い求めてきたCD-Rドライブですが、4倍速を過ぎた頃から追いかけるのを止めていました。というのは、あまり焼くものもない上、焼こうとすれば時間がかかるというので、だんだん持っているだけという状態になってしまっていたからです。CD-RWに至っては付属ソフトもインストールしてない、やっとインストールしても遅いので使い物にならないといった調子でした。しかし、12倍速書込み、10倍速書換えというふれこみに釣られ、とうとう購入してしまいました。
ROMROM大魔王君がつい先だってこのPC通信にコピーをするのならプレクスターの製品を、しかもRAW対応のドライブはそろそろ作らなくなるという話を書いていたので、今のうちとばかりに購入したわけです。今回の製品はただ速いだけではなく、BURN-Proof(Buffer Under RuN Proof)という機能を搭載していて、これはデータをメディアへ書き込む際、バッファーアンダーランによる書込みエラーを防ぐ機能なのですが、注目のものでした。もっとも最近はパソコンの性能がかなり上がってきましたから、書き込みエラーは起こらなくなっては来ていますが、それでもCD-Rの一番の問題点はバッファーアンダーランによる書込みエラーですから、この対策を施したCD-Rは注目印です。メーカーのいうところによれば、BURN-Proof機能の搭載により、高速書込みにも拘わらずPCに他の作業をさせながらCD-R、CD-RWにデータを書込むことが可能となりましたということなのですが、どんなものなのでしょう。発売直後から37,000円程度でしたから、金額的にも丸印、問題は品薄で手に入れにくかったのですが、インターネットで予約を入れていたら1週間ほどして届きました。ATAPI対応の内蔵型のため、久しぶりにパソコンの筐体を明けるハメになりました。パソコンの中はかなり埃が溜まっていたので、掃除にはいい機会でした。早速12倍速書込みの速さを体験しようと我が家にあったCD-Rメディアを入れたところ、8倍速までにしか対応していないと注意されました。速いドライブはメディアを選ぶようです。新たに12倍速対応のメディアを購入してきました。このところCD-Rメディアの価格は100円を底割れしてきたようで、驚いてしまいました。CD-RWメディアの価格もずいぶん安くなってきています。ただ、今回の10倍速対応のCD-RWメディアについていえば、まだ特殊な製品で数社しか発売していません。どの位速いものかを試してみると、12倍速対応のCD-Rで640MBのほとんどを使っているCD-ROMをコピーしてみると、15分くらいかかったように思います。この話をROMROM君に書き送ると、
>4倍速で焼いてみたところ20分以内で焼けました。
>18分47秒です。
>ディレクトりーの構造によっても違うと思いますが
>20分以内で大体焼けると思います
>74÷4+1(TOCの時間)で19.5分
>理論値が大体出ています。
と返事が来ました。試してみたところ、正味の書き込み時間というのは10分程度なのですが、前後の処理時間というのは一定のものがかかるわけです。でも、ずいぶん速くなった。CD-RWについていえば、十分バックアップに使えるし、昔のMOドライブよりも速いのじゃないかと思っています。ROMROM君にいわせると「クーロンCD」を購入していつでもバックアップ体制にしなさいということなのですが、まだそこまでの必要性がないので止まったままです。でも、こいつは最近のイチオシです。

モバイルと携帯電話


 雑誌を見ているとその他にも興味深い商品が発表されています。シャープからはタテ・ヨコ切り替え表示可能なザウルス新モデル、ソニーからPalm互換機(こいつにはカラー版もあるし、ATOKまで載るというので...)、Microsoftからは日本語版PoketPCと、PDA戦争は大戦争になるわけですが、携帯電話とセットになってしまっているiモードも大きな意味ではPDA、モバイル環境という奴は私の想像以上のところまで突き進んできたようです。私も昔から小さいパソコンという奴が大好きで、IBMのウルトラマン、東芝のLibretto、コンパクトザウルス、ソニーのC1などを求めてきましたが、まだiモードは購入していません。よく考えてみると、貧乏性の私にとって電話代というものは恐怖の対象で、携帯電話とパソコンを繋ぐと金がかかると思いこんでいるようです。こういうと、パソコンにあれだけ金をつぎ込んでいるのに、電話代がナンボのものだと言われるかもしれませんが、昔長電話をしてよく親に怒られた、あるいは遠くから公衆電話で話すと10円玉がどんどん飲み込まれた記憶を持つ世代のひとりなのでしょうね、どうしても電話代は高いと刷り込みを受けているのです。最近の若い人たちの電話代に対する価値観とはどうもずれているようです。ということで、私のモバイル環境というのは、いつまでたってもスタンドアロン携帯端末で終わってしまっています。まあ、日米接続料協議で日本の通話料もどんどん下がってくるでしょうから、その時には考え方を変えることにしましょう。

とても欲しい「FinePix40i」


 ところでデジタルカメラも新時代に突入したようです。画素数の高さの競争が行き着きところというか、一定のところに達してきたなと思っていたら、登場したのが「IXY DIGITAL」(キヤノン)です。「IXYシリーズ」はアナログカメラでも有名ですが、あのコンパクトさをとうとうデジタルカメラにも導入してきました。私も興味深かったので店頭で触ってみましたが、その小ささと軽さに驚いてしまいました。「うーん、何か踏ん切りが着けば買ってもいいかな」なんて思っていたら、富士フイルムからもっと魅力的なデジカメ「FinePix40i」が登場しました。「FinePixシリーズ」は高画素数とコンパクトを売り物にしたシリーズでしたが、今回の「FinePix40i」は究極までのコンパクトさでかなりの優れものとみました。私がデジカメを最初に購入したのはリコーのDC-2で、当時としては解像度No.1の優れものだったわけですが、時代はあっという間にDC-2を旧機種にしてしまいました。新しいデジカメに買い換えようかという誘惑と、どうせそんなものたいして使うわけでもないのにという葛藤の中で、毎月のように特集されるデジカメの雑誌記事を見ていました。私がデジカメに持っていたところの最大の不満は、起動時間が遅すぎるというものでした。最近の記事を読むと起動時間はとても早くなってきているとは書いてあるのですが、写そうと構えてから撮影可能になるまで時間と次の撮影までの時間というのが、アナログカメラほどに速くなければ買い換えても意味がないなと思っていたところ、今回の「FinePix40i」です。「本体上面の電源スイッチをONにすると、約2秒ほどで素早く起動します」という体験記事を読むと動揺してしまいます。またこのカメラの特徴に、MP3再生機能と、動画撮影機能が付いています。私が購入しているMP3再生機はMPマンという一番初期のもので、その大きさは最近のMDよりも少し大きいものです。カメラとMP3のふたつの機能を持って、しかも軽量・コンパクト、広告を見て思わず腰が動いてしまいました。MP3の音質は取り立てていいものではないと体験記事には書いてありましたが、そこそこの音が出るのならおまけとして十分です。問題は記憶装置です。コンパクトフラッシュを愛用してきた私としては、ソニーのメモリーステックもそうですが、スマートメディアも好きではありません。でも、単3型充電池×2本で1時間の連続撮影ができるといえばなかなかのものです。またMotion JPEGによる動画撮影が可能で、解像度は320×240ドット固定ですが、10フレーム/秒、デジタルズームも可能で、もちろん音声も収録できる。もっとも、連続最大80秒間までという録画制限ですが、充分楽しめれるかなと思ってしまいます。是非買おうと思っていたところに、思わぬ買い物という落とし穴に落ちてしまい、デジカメは少しお預けとなってしまいました。

「売ります」に手を出してしまった。


 実はいつものように酒を飲みながらインターネットでパソコン関係のサイトを覗いて廻っていたところ、「売ります」のコーナーに紛れ込んでしまいました。みんなどんな価格をつけて売っているのだろう、自己満足のような高額な価格を設定しているのだろうなとばかり、冷やかし半分に見ていたところ、
★ケース マイクロATX IW−V500N
★CPU celeron 566MHZ FC−PGA
★マザーボード AOpen MX3WPRO−V
★HDD IBM10.5GB★メモリ64MB
★CD−RW Pana LK−RW7585TZ R×8 
★DVD−ROM Pioneer DVD−113 10×
★FDD Panasonic 2MODE
★モニター MITSUBISHI RDT142S TFT14.1インチ
★OS・キーボード・マウスは別です。
> これを12万円でどうでしょうか。
という記事を見つけてしまいました。今すぐ欲しいというものではありませんでしたが、一度液晶ディスプレィというものも持ちたかったものですから、つい「買いたし」とメールを打ってしまいました。多分他にも購入意志の人がいるだろうとタカを食っていたところ、「貴方にお譲りします」とメールが届きました。インターネットもそうですが、私は今まで見ず知らずの人と売買をした経験がありません。お金を送ってもものが届かないといったことになったら物笑いの種です。そこで、その旨の内容を書き、当人のプロフィールを紹介してくれるように頼みました。彼は早速自分の住所や電話番号などを書き送ってきましたので、NTTエンゼルネットで調べたところその電話番号と住所が確認できました。そこで送金したところ、入金確認ができたのでパソコンを送付しますというメールを貰いました。二日後にパソコンとディスプレィが届きました。開けてみると非常に大切に使っていたのか、あるいはほとんど使っていなかったのか、新古品といった状態のものが届いていました。動作確認をして礼のメールを出しておいたわけですが、非常にお買い得といった感じです。もっとも私に必要があるかどうかは別だったのですが...。女房が横から顔を出して、「これ、どうしたの?」と訊ねるので、事情を話すと「私が使ってあげる」という優しいお言葉。でも、12万円は誰が払うんでしょうかね?。
 女房は会社で時々Excelを使ったりしているわけですが、私の家のパソコン環境とは異なるため、家で使わすと「あれはどうなっているの?、これはどうなっているの?」と五月蠅くて、結局家ではパソコンを使うということがなくなっていました。自分の環境だけで使わすパソコンを与えることもいいかなと彼女専用マシンにしてしまうことにしました。問題はインターネット環境です。当然このパソコンにはイーサネットカードはついていません。ショップに行ってイーサネットカードとケーブルを買い求め、パソコンに繋ぐことにしました。久しぶりに部屋をまたがる配線をするというのはとても億劫なことでしたから、なかなか前に進みません。でも、彼女にもメールアドレスを与えて、友達とメールのやり取りをさせるのは必要かなと思っているところです。というのも、このところ彼女の友達に数人メールアドレスを持っている人たちがいて、私のところに女房宛のメールが届くわけです。それを伝え忘れていると怒られるし、返事を書かせようとすると時間がかかってしまうしで、彼女の責任で処理させることにしました。さて、どうなることでしょうかね。



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